文章にすると長くなる

運命
第一話その1;帰宅のまえに

ほろ酔いである。麦茶を飲んだだけなのに酔うという事は田中のやろう、私がトイレに行っている間にビール混ぜやがったのだな。まあいい。ほろ酔いになれたのだから、今回ばかし許してやろう。
あー、電信柱にのらいぬがおしっこをかけている。ダメじゃないか。こんなところでたむろってないで早くお家に帰りなさい。え? 俺の家に泊まっていいかだって? うーん。私の家は一畳一間のダンボールだぞ。いいのか、これでも。いっ、いいだって! それは覚悟の上だな? …そうか。じゃあ私についてきなさい。でも晩御飯はゆずらんぞ。一ヶ月に一度のカレーなのだからな!
月収10万円のこの私、君までを育てる余裕はないのだ。


中学生のころにかいたマンガの出だし部分をその2,3年後文章化したものです。
懐かしすぎて目から汗が出そうになりました。このマンガ? (というよりも棒人間なのでらくがきレベルかな)は当時のものとしては良くできてる。何この時を超えた自画自賛は。気持ちわるいったらありゃしない!
シュールなギャグマンガです。説明がだんだん面倒になってきたので、気が向いたらここに絵をまるごと載せます。


月収10万って……(´;ω;`)