束縛と自由
人はかならず何かに束縛されている。
逃れられない無意識の束縛、自分自身への束縛、名目だけの束縛。
束縛は本能の抑制。
本来四方八方に散開している意識を一束に纏める。
本能を芯にし、それを覆うように理性(束縛)が肉付けしている。
しかし内外的エネルギーによって理性が剥離するときがある。
そこから漏れ出すのが自由だ。
ひとたび剥離すれば自由はどんどん勢い良くたれ流れ、束縛の圧力の何百倍の力が旅立つ。
自分はその錠をはずさなければならない。
本当に前に進むためには。


カタムイタきもち
あるひとつの曲にであいました。
その曲は一番大切で愛してくれた人が教えてくれた『命』ということをテーマに作曲されていました。その人が死してからまもなくつくられた曲。
それなのに寧ろアップテンポで前向きなきもちが伝わってきました。
強く共感ができる曲にあったのは久しぶりです。
ピアノがきれいなメロディーを奏でていますが、それが泣きたいきもちであふれているけど、それをこらえているように思えます。
胸が押しつぶされそうな感情の圧迫感があります。


いのちというのは誰もがもっているけど、そのいのちに感謝したことがありますか?
たいせつないのちを失う前に、こころのなかでもよいのでいのちに感謝してください。


スズメが一羽電柱のとなりで墜ちていた。