さてこれは

膠、胡粉、和紙、岩絵具、水干、習字セット。
あと摩り下ろす道具があればいいのかな。
上記は日本画を描くのに必要な道具です。もちろんパレット(受け皿)や水入れ、筆なども必須です。
水干と胡粉さえあれば一通り日本画はかけます。
膠:基本的に動物性ゼラチン。絵具を溶いたり、胡粉を練るときに使います。ようは接着剤です。腐りやすく、万が一腐らせると死ぬほど臭い。
胡粉:貝殻の成分からできています。精製方法で気の遠くなるような時間がかかります。白色としての絵具として使われる他、他の絵具の明度の調整剤としても使われます。
岩絵具:鉱石を砕いた粉末です。目の荒さによって色もかわっていくので、ひとつの色でも段階があります。こだわれる画材なので日本画で一番お金がかかる部分だと思います。
水干:簡単に言えば水彩絵具のようなものです。粉末なので膠で溶きます。


描き方とか書こうと思いましたが、思えばなぜこんなことを書き出したのかわからなくなったし、しかも描き方もうろ覚えなのでやめます。
数年前に学校で描いたきりなので色々忘れます……。
ただあの面白さは忘れられないので、少しずつ材料をそろえていって描いてみたいです。