flower syndrome

ようやく手をつけ始めました。実は去年の末に途中公開した後も、ちょこちょこと内容を練ったりしていました。
実際に紙に起こすとなると別の力が必要なようで、まともに小説の文章を書いたとすれば10ヶ月前にさかのぼるでしょう。
小説に限らなくても、頭の中でめぐる創作の物語は日に日に変化し続けます。
大元の土台(あらすじ)を頑丈に作っていたとしても、毎日地震(ひらめき)が起きていれば土台が多少傾いたり、地盤自体が移動してしまうのと同じです。
人によって文章のつくり方は違うので一概には言えませんが、『flower Syndrome』の一番最初に考えた『最後』と、今の最後はまったく違います。リンゴがバナナに変化したと考えれば良いと思います。
時間が経つほど詰め込みたい内容も増え、ごちゃごちゃになりがちです。
そして尻切れとんぼに終わり、竜頭蛇尾そのものです。
これが自分の悪循環です。八割がたの作品はこのパターンです。短期決戦型じゃないと……。


画像はペイジ執行人。髪の毛とあごひげのせいで顔が余計長く見えます。