前日の日記の続きのようなものです。
私のサイトにUPしてある作品はどちらかというと、畏まった美術の展覧会などに出品するような品物が多いです。
絵自体は「誰に」「何のために」を意識していませんので、娯楽的ではなく本人の意思だけぶつけている物であることは分ります。
しかしサイトを立ち上げた目的とは、その絵を不特定多数の人に見てもらって反響を知ることです。
このままだと味が薄いおかゆです。
それだけならまだしも、サイトには素材屋や小説など別の分野が入り組んでいるので、味の薄いおかゆに水増しするようなものです。
カテゴリを一本に絞りたいけど、あれもこれもやりたいという優柔不断が味気なさを生んでいます。
イラスト系検索サイトを利用するかたは、大概は既存作品のイラストを求めたりしているんですよね。
その検索サイトのメインキーワード等にルノアールやシーレ、印象派といったものはありません。あくまでもイラストですからね……（あたりまえ
今思えばいつのまにか脱線しているような気がします。
確かに真面目な展覧会系の作品をサイト発足からUPしていました。それでもイラストやマンガがメインでした。
あ。大学でちしきを得たせいかな。それもあるし年齢的な面もあるでしょう。
選択。自分の作品(フォトグラフィック)を素材にする。小説は別のどこかへ。
写真ではなくてイラストの壁紙素材って……季節的な事柄など？
なんだかダメそうです。納得が出来る作品が作れない人間に、オリジナルの素材を提供するのは無理です。
ほんと、気楽に応募しましたパワーには打ち負かされます。
場違いですが特定の作者に向けた思い。
永年人目にさらされて残るようなシンボルを、気軽に応募したなどと言ってほしくなかったなあ……。懸賞金めあてだったのかな。気軽に応募するのは良いのですけど、イッチャダメデス。
選考する人間の器量もたかが知れますが、私だったらあれを採用しませんね。
そのシンボルの下で生活する身分なので残念極まりなくて。
