日記とか

初日。
何でも、規定で各コースから最優秀賞と優秀賞の各賞ひとつずつの合計ふたつを決めなければならないようで、それらが早速作品のよこに受賞印が施されました。
最初はそんなものはなかったそうです。いつの年かどこかのコースが、それをやり始めたのがきっかけですべてのコースでやらなくてはいけなくなりました。
うちのコースの先生方は反対していたそうですが、多数決のような流れには逆らえなかったみたいです。
『がんばったで賞』のようなニュアンスだと思うのですが、私はこういうものは好ましく感じません。
何十人いるうちのたった二つだけしかそれは与えられません。
ほぼ僅かな差で揺れ動くものほど、曖昧を覚えずにはいられないのです。
がんばった人は沢山いるじゃん!! みんなにやってあげてよ。
私はその賞が取れなくて嘆いているというよりも、『賞なし=駄作』というイメージが作られてしまう事に震えているという意思が強いです。
今風にいう勝ち組と負け組です。
日本人なのでこんなくだらないことに嘆いている自分はまだ生きてる。
私は二極化な人間なので、ものすごく腹が立ちます。
とりあえずどんなくだらないネーミングでも構わないから自分で賞を考えて自身に贈りたいと思います。


余談ですが那須塩原市の市章のデザインコンテストに参加していました。
結果は入選すらしませんでしたが、今思えばダメで当然のデザインでしたね……。
とにかく線は太くないといけないですね。
結局はいかなる人でも納得してくれるものを作るのが使命です。
絵は他人に見てもらって初めて生きるもの。
それと良いデザインに恵まれなくて、個人的に気に入らない市章になってしまった市に遺憾の意を。