電車

先週の金曜日のことです。
いつものように電車に乗っていると、近くの座席に数人のやんちゃな高校生が座りました。
内心、騒がしくなるのかなと思いましたがそれ程騒ぎ立てることはありませんでした。
なんて嘘ですけどね。
どこぞのお姉ちゃん? が始終携帯電話の着メロを垂れ流していたので、それに釣られて着うたを爆音で流していましたから。
この高校生よりも姉ちゃんの音のほうが余程うるさかったです。
携帯電話特徴のキンキンした音が車両内に響いてましたから。
これは置いといて。
その高校生たちのひとりが私に声をかけてきたのです。
「っす」←息を抜いたような挨拶みたいなもの
の一言だけでしたが(ぇ
チラチラ首を私のほうに向けていたので、仕方なく目を合わせたらそれでした。
なんかおかしいぞ、と思いました。
どこかで見たことのある顔……。
もしかしたら近所に住むあの子だったのかもしれません。
私が中学生のころ、近所でよく見かけて話したこともありました。
あんなにまんまるで素直な子供が、今こんなやんちゃになっているなんて想像も付きませんでした。
時というのはいたずらをするものですね。