連載『ROの記憶1』

ひとつの区切りとして4月2日に引退することを決めました。チケットは9日まであるのですが、最後の一週間はちょっとした目的のために空かせてあります。
そこで引退日までに私のこれまでのROの記憶を綴っていきたいと思います。
多分数日で書き終わると思います。


2002年3月16日、ROというMMOをはじめて遊んだ日。
知り合いさんにこういうゲームがあるんだけどと薦められて、気兼ねなく遊べるよう常時接続(ISDN)にもしました。
初日は知り合いさんと都合をあわせ、オープンしたばかりのIRISで正真正銘の初キャラをつくりました。
降りた地はフェイヨン。初めてみるMMOの世界に高揚感を感ぜずにはいられませんでした。
MSNメッセンジャーを使っていなかった当時はメールで説明を受けました。
まずはチャットウインドウの使い方やwisの仕方を教えていただきました。
なんとか知り合いさんにwisを飛ばすことに成功し、無事落ち合うことができました。
戦闘をするために街の外へ出て、ウルフと戯れることになりました。
知り合いさんはシーフで、攻撃を避ける姿に感激しました。
雑談を交えた楽しいひととき。
この日はこんな感じでおしまい。
数日後、私はCHAOSにキャラをつくっていました。何故なら知り合いさんのメインサーバーだったからです。入れ込んだ遊びをしたかったのでついていった次第です。
この日知り合いさんに「何に転職したいの?」と聴かれすぐにこうこたえました。
「魔法使いです。魔法使いは一番自分にあっていると思うし」
転職まで知り合いさんに補助してもらって、無事転職することができました。
お祝いとして貰ったノビ時代に使った形見のマインゴーシュと、収集品を売ったりして買ったマジシャン用のダークと、知り合いさんの優しさは忘れない良き思いでとして心に留まっています。