ファーンタスーティポォオ

君は突然あざ笑った「不幸ものめ」
君の肩を揺さぶって抗議した
無気力で悍ましい笑みでなにひとつ答えやしない
ゴミの中には思い出という残骸が転がっていて
やさしさというものがすべて抜き取られていた
それにまみれた生活に
心体は蝕まれて腐敗臭は酷く黒く壊疽していた
試練という縄に括り付けられ
痛み止めに過去のおもいでという麻薬を打ち付けられ
目の前にはか細い未来への扉の光が差している
立派な覚悟がなければ縄はほどけない
誇りを捨て去れば楽なんだ
迷惑なんて関係ない
ここは日記帳