新聞

本日の新聞に「死んだ人、生き返る」小中学生の15%…長崎県調査(見出しはYahoo! から)というものがありました。
こういう考えは危険だということが第一の言葉で、その次に君ら今までよく無事に生きてこられたなと感心し、最後に君らの将来が思いやられました。


「生き返る」と思う理由では、「テレビや映画などで見たことがあるから」が29・2%、「ゲームでリセットできるから」が7・2%だった。自由記述では「人は死んでも心の中で生きている」「医学や科学が進歩すれば、生き返ることも可能」の意見もあった。(読売新聞)


このことから現実ではなく想像の世界を基準にして考えつけていますね。
とくにゲームでリセットできるからって……この言葉はいままでネタかと思っていましたが、本当にそう信じているのだから恐ろしいものだなと。
いまのこどもたちにこのような妄想を抱かせてしまうのは、創造を主とする仕事をする大人が悪いのか。そんなことはないでしょうか。
インターネットの普及と伴って上のような考えが広まっているようにも感じます。
85%の小中学生は確かな判断力を持っていると信じたいです…。


そして個人的にぐさっときたのは「医学や科学が進歩すれば、生き返ることも可能」ということです。
なぜなら自作小説BCMの世界を彷彿とさせるような内容だからです。
あの小説のねらいは生命の重さの訴えです。簡単に生き返る主人公たちは人間なのか化け物なのか苦悩の挙句、ひとつだけの命を求めて歩き出します。
いいたいことは山ほどありますが、ネタバレになってしまうのでここまで…!