2005-07-21 始まり 息苦しい。 息苦しいというよりは息をしていなかった。 音は何か尖ったもので、それは痛みとして強襲してきた。 痛みに耐えかねて、泣いた。 その時体は宙に浮いているようだった。 白い空間を肌で感じ取っていただろう。 それが始まりだった。