四面楚歌

大人になればなるほど味方は減っていって、周りは敵ばかりになる。
頼れるのは自分自身だけ。しっかりしなければ自然淘汰される時世。
気楽になれないそういう考えを持つ人は侵されている。
想像以上にあの世界は厳しいんだ、すばらしく生きられるよう努力をせねば。
誇張された意見は、取り込むと同時にさらに誇張されて響く。
そして勝手に自滅して自分は悪くない、周りがおかしいんだと当り散らす。
過ちは己にあることを自覚したならば、外部の刺激を通さない堅牢な外殻を覆い閉じこもる。
最悪の場合、極限を超えるまで追い込み自害する。
最悪の脚本を辿らない様にするにはどうすればよいのか。
難しいことだがしばらく何も考えないで、緊張をほぐすしかない。
さあやろうか自分。